Kindle Paperwhiteを導入して数ヶ月
本棚も床も有限だから仕方なく。
私は紙の本が好きです。
なかでも新潮文庫の紙質、手触り、文字の大きさ、スピン…全てが究極に好きでしたが、ついに本棚から本が溢れて床とタンスの上に積まれるようになり、いよいよ電子書籍の導入を決めました。
断捨離すればまだ戦えたのかもしれませんが、いつか必ず本棚は埋まりますし、たとえ文庫本であっても捨てるのは我が身を引き裂くようでつらくて。
ということで、私が購入したのはこれです。どどん
Kindle Paperwhite、電子書籍リーダー、防水機能搭載、Wi-Fi 、8GB(Newモデル)
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2018/11/07
- メディア: エレクトロニクス
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新潮文庫ぐらいの大きさの本体と、こぶりなディスプレイ。
私はカバーと画面保護シートを一緒に購入したのですが、これらはいらなかったかも。軽さが売りのKindleをわざわざ重たくすることはないし、事故保証プランがとても安価なので。
Kindle Paperwhite (第10世代)用 事故保証プラン (3年・落下・水濡れ等の保証付き)
- 出版社/メーカー: Techmark Japan
- 発売日: 2018/11/07
- メディア: 付属品
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数ヶ月使ってみて、すべてを電子書籍でやりくりするのは無理だな…という事がわかりました。
本体が軽いし画面が紙でないことには慣れるし、ベッドで横に寝て読めるのは大きな利点ですが、本を読み終えても読み切った感があまりないのです(いずれこれも慣れるのかもしれませんが)。
とはいえ本棚問題は深刻なので、「何を紙で買い、何を電書で買うか」のルールを自分の中で決めて継続していくと悩まずにすむかなと。
参考までに私の場合は「コミックと文庫、新書は電書。それ以外は紙」としました。 なお、辞書(大辞林やオーレックス英和・和英)はKindleでなくスマホアプリで購入しました。
それからKindleは定期的に書籍のセールがあるのが良いですね。私はハヤカワ文庫を積みました。『流れよ我が涙、と警官は言った』かっこいいタイトルですよね(脱線)。そんなふうに積んだ本も一度に持ち運びができ、電子書籍だからリアル本棚を圧迫しない・おまけに出先で読みたい本を自由に選べるのは大きなメリットです。
ただ、紙と電書では発売・配信にラグがあるんですよね…それどころか文庫でも電書で配信のない本もあります。
たとえば中公文庫のアウグスティヌス『告白』を読みたかったのですが(2019年1月現在では)電書にありませんでした。 こういうときには紙の文庫を迷わず買います。
- 作者: アウグスティヌス,山田晶
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2014/03/20
- メディア: 文庫
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そんなわけでメリットだけざっくりまとめると
- 文庫本ぐらいの大きさと軽さで手に馴染みます
- ベッドで読めます。文庫本でもできるかもですがKindleの場合はさらに楽
- 定期的にセールがあります
- リアル本棚が埋まっていく速度を抑えることができます
- 紙でない画面にもしばらく使えば慣れます。寝る前に読んでも目が疲れない気がしています
一方のデメリット
- 所有欲を満たせない気がしています
- 本を読んだ気があまりしません(慣れるかもしれません)
- 推しの書店にお金を落とせません
デメリットも小さくありませんが(とくに推しの書店がある方には)、amazonで購入することに抵抗がなく、かつリアル本棚がピンチな読書好きさんは、Kindleで電子書籍ライフを始めるのもありかもしれません。